1st Single『Partial Throttle』とバイオリズム

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2021年4月3日に、MUKAIYAMA Chiharu Trioより1st Single『Partial Throttle』をリリースしました。2020年11月に結成してから約4ヶ月でレコーディング・リリースに漕ぎつけました。

Partial Throttle(パーシャルスロットル)は、自動車運転のテクニックのひとつで、どのような環境下でも一定の速度を維持するためのアクセルワークを指します。私たちが生きる世界も同様に、自分がどんなにきつかろうと、落ち込んでいる時でも、一定の速度を保って成果を出すことを求められます

『Partial Throttle』は、求められるものに応えていく過程での心模様の変化を音にした楽曲です。そこには現代を生きる私たちの苦しみが内包され、ある種のあきらめのようなものも感じられるかもしれません。エンジンの回転数を一定に保ちながら、ギアチェンジをしながら、ひたすらに進んでいく。それが本当の幸せなのか?その問いかけでもあります。

何でも一般化、最適化、効率化された世界で、バイオリズムに基づいて生きることが尊いことにすら感じます。太陽暦が一般に広まる前は、旧暦に基づいた二十四節気に基づき、七十二候を感じながら生活していたと聞きます。最近私は無理をすることを辞めました。頑張らないという意味ではなくて、体や心がすさむほど疲れている時に無理くり心身を動かすことを辞めたのです。

というのも、20代の10年間は理想の自分になるために随分と無理をしました。しかも、理想の自分だと思っていたその像は、芯からなりたいと思っていた像ではなかったのです。「これからの女性はバリキャリでなくては」「家庭も仕事も両立できるスーパーウーマンでなくては」という価値観に染まっていました。誰に強制されたわけではないけれど、少なからず時代の流れや世間の風潮の中に、若い女性に求めた輝く未来があったように思います。かつては専業主婦以外の選択が難しかった時代があったわけですから。

そんな中で20代を過ごした私の心身は限界に達したこともありました。その経験を踏まえ、人間は生き物で、地球にはあらゆる環境があって、自然はいつも変化していて、その中で自らの感覚に従って生きることの尊さと難しさを同時に感じています。

常識だと思っていたこと、自分の生き方、他人からの評価、あらゆるものを疑ってみることで、見えるものがあるのかもしれません。

コメント

  1. […] ▼2021.4.3 New Release『Partial Throttle』 […]

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